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 週3日勤務

 パート看護師への

 ロングインタビュー

 

カラダラボで働くことになった経緯について、お聞かせください。


若い頃は、
「色々な症例に出会い、勉強を重ね、
 新しい医療機器の
操作が出来、第一線でバリバリ働く看護師がかっこいい」

と、思っていました。

「今わからない事が、3年後5年後には、
わかる様になるかもしれない...」

「勿体無いからやめられない」 という思いで、ずっと働き続けてきました。


そういう時期を超え、49歳の時に
「老健を立ち上げるので看護部長として来てくれないか?」と誘われました。

介護支援専門員の有資格者が必要で、
そこから勉強して資格を取り、無事開業出来ました。

70名のスタッフ教育は大変でしたが、
その時、高齢者看護の魅力に気付いたんです。

デイケアで、作業療法士・理学療法士の方々と一緒に仕事し、
・リハビリによって利用者さんが元気になる姿、
・寂しい想いをしている方が、笑顔で楽しそうにしている様子、
を見て、病院勤務とは違う「魅力」と「喜び」を感じました。

 

人工呼吸器が沢山ある病院で、
機械を相手に仕事をしているのでは、

と、ふと思ってしまう自分がいました。
自分の無力さを感じる時がありました。

 

病院で働く魅力は、本当に沢山あります。
元気になって退院していく患者さんも沢山います。

 

でも私自身、7人兄弟の末っ子で、早くに母を亡くしていて、

父に育てられたのですが、十分に父の介護も出来なかった、
という、後悔の念もありました。

そういう想いが

高齢者看護の道に進んだきっかけになったのかもしれません。

 

何十回と人の死の場面に直面し、
若い時は乗り越えられたのですが、歳を重ねるごとに
自分と重なって、胸が苦しくなる時がありました。

病院での勤務は30年。老健では5年。

 

今までの経験を生かし、無駄がない人生を過ごしたい。

そして、高齢な方がリハビリによって元気になり、ご本人も家族も喜ぶ。

関わる私達も嬉しい。

 

そんな職場で働きたいと考えるようになりました。


自分が元気でいる限りは、
そういう仕事をしていきたいと思い、カラダラボに応募しました。

若いスタッフが多いのを知っていたので、
応募するのに1週間悩みましたが・・・・笑

 


色々なところを見学したし、面接も受けましたが、
カラダラボの現場を見て、
ここは「空気」が違う、と感じました。


スタッフ間の関係の良さを感じたし、
利用者さん、スタッフの笑顔が良いな、と。

どこよりも一番声が出ていたし、
何より表情が良かったんです、スタッフも、利用者さんも。

 

ここの仕事はとても好き。
笑いが絶えなくて、活気があって。

スタッフの皆さんとは親子ほどの年齢差がありますが、私を一緒に働く仲間として接してくれる。
利用者さんには「あんた若くていいね!」と言われる笑

働くことで得る喜びは、
他のものに変えられないんです。

最後の職場を探していましたが、
やはり、ここで良かった、と今は思います。
気力と体力が続く限り、働きたいと思います。

私の強みは、
利用者さんと昔話ができること、ですかね。
また共通の趣味があり、陶芸とか、茶道とか趣味の話が出来ること

ですので、活かして楽しく働いていきたいですね。

 


働いていて、戸惑ったこと、苦労したことを教えて下さい。

レッドコードやベッドサイドリハ等をやっているのですが、
筋肉に関する知識が今までなかったことですかね。

そこで、管理者の機能訓練指導員が丁寧に教えてくれました。
詳しく説明し、手技を教えてくれて、優しく指導をしてくれた。

看護師経験は長いのですが、マッサージをしたことがないので、本当に感謝しています。
何がどこの筋肉に作用するか、という説明を、とても丁寧にしてくれるんです。
マンツーマンで教えてくれるので、ありがたいなと思います。

あとは、
利用者さんの名前を覚えるのが最初は大変でしたかね笑。

 

 


どんなスタッフが多いですか?

優しく、気遣い出来る人ばかり、です。
「今日は腰が辛そうだから、デスクワークしていて」など。
スタッフ間で、挨拶がちゃんと出来ているのもいいな、と思います。


 


利用者さんと接する上で意識している事を教えてください。

相手を「知る」という事ですかね。

既往歴や、家族構成等の生活背景を理解し、
事故を未然に防ぐのは当然のこと、どのようにコミュニケーションを取るか考えて接しています。

 

 


働いていて一番嬉しかったことをお聞かせ下さい。

利用者さんの体力向上を実感した時です。

2ヶ月前は本当にヨタヨタ歩いていた方が、
今では、杖を忘れるくらいにまで回復しているんです。

また、働く仲間が若くて、若いパワーを貰うし、
仕事しながら体を動かすことが自身の健康維持につながっています。

 

職場に来ると精神的にも満足感があります。

 

仕事の日は、本当によく眠れるし、
明日仕事だ、と思うと、メリハリが出ます。

 

 

 

休みの日は何をして過ごしていますか?

お友達と演劇、音楽、映画などを見に行きます。
あとは茶道などのお稽古。夏場は野菜作り。

スポーツは正直苦手で、家で本を読んだりするのが好きです。
本棚の本を読み返すのも、都度気付きがあって好きですね。


 


目標や将来の夢があればお聞かせ下さい。

目標といいますか、
ヨーロッパ一周旅行に行きたいです。

来年、11日間お休みもらえますか?(笑いながら、チラッと代表を見る)
 

 


働いていて、どんな会社だと思いますか?

経営陣がお若いからだと思いますが、
仕事においても、活気があると思います。
そして、会社としてフットワーク軽いですね。

連絡方法がLINEだったり、メールだったり。

こないだのUさん(職員)の結婚式の際、
経営陣の皆さんが、新郎新婦を喜ばそうと色々な事をやっているのを見て、
仕事の合間に色々と準備していたのが分かり、社員を大切にしたい、という気持ちが伝わってきました。
楽しいイベントにしたいという想いが現れていましたね。

 

 


応募しようか迷っている方(看護師)へのメッセージ

私は利用者さんからも、スタッフからも、
パワーを頂いていて、元気に働けています。

「利用者さんに元気になってもらいたい」という共通の想いがあり、
ここの職場ではスタッフ間のチームワークも良いのだと思います。

そういうところに魅力を感じます。

病院もチームで動くし、目的は一つですが、
元気になってもらいたい、と思っても、一看護師としては、どうしようもない場合があります。
作用できる範囲が限られる気がするんです。

でもここでは、
達成できる共通の目標があり、
私の作用できる範囲が広いんです。

利用者さん自身が元気になりたいから通う、のであって、
働くスタッフも目指す方向が一緒なんです。

また、心に寄り添う、
ということが、病院ではなかなか出来なかった気がします。

今は出来ます。

ただし、
正直ここは給与はあまり高くありません笑。
経験年数をもっと考慮してくれたら、なんて思います笑(チラッと代表を見て)

やりがいは本当に感じるので、長く頑張りたいですね。

 

                                          ---       以上、週3日勤務の看護師へのインタビューでした。

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