SHAREは、健康/未病の方々に「運動する楽しさ」を体感して頂き、健康的な生活習慣に導いていくフィットネスチーム(1次予防)から、生活習慣病等のなんらかの診断名や症状のある方々を医療機関と連携しながら改善に導くメディカルフィットネスチーム(2次予防)、そして病気・後遺症・障がいと共に生活することをポジティブにサポートするキュア&リハビリチーム(3次予防)があって、人生を包括的にカバーできる組織体となっています。
我々は、本気で予防介護に取り組み「運動」というサービスを提供する中で、様々な疾病・疾患を抱えた方のリスクにも向き合っていかなければなりません。
様々な症状を抱えた方に対して運動指導をする上で、知識の習得(インプット)と実践(アウトプット)が不可欠です。
本日は11月12月に参加した研修についてご紹介いたします。
①門田先生による、トレーニング研修
理学療法士であり、日本パラリンピック委員会 強化委員でもある門田正久先生から今回は【膝関節・股関節】にテーマを絞り、解剖学からトレーニングの組み立てまで幅広く研修して頂きました。
時折、スタッフのカラダを使いながらBefore-Afterの変化がどれくらいあるのか?を織り交ぜ、スタッフから【全然違う!】・【さっきよりカラダの使い方が楽!】などの声もあり毎度ながら実践的・効果的な研修をして頂いております。
リハビリや運動指導をする際に、そもそもカラダの構造がどうなっているか?どういう風に動くのかを知っていると成果・効果は全く違ってくるので非常に貴重な研修となりました。
②大森先生による、症例相談会
理学療法士であり、吉田学園スポーツ専門学校の副校長である大森先生。2ヶ月に1回スマートチェーンのスタッフ向けに実際の会員様の状態についてどうすればより良いトレーニングを提供できるか?について、研修をしていただいております。
今回参加したメンバーは管理栄養士・健康運動指導士・トレーナーだったので手技的な介入は無しで、エクササイズでどう評価して運動提供するか?をテーマに研修して頂きました。
ファンクショナルトレーニング=ファンクショナルトレーニングなどと言われておりますが、エクササイズ中の機能不全やエラー動作はそのまま評価に繋がるという考え方でこちらの記事冒頭でお伝えした、知識の習得(インプット)ー実践(アウトプット)をその場で行い、知識の習得だけではなく【考える力】も養う事ができる実践的な内容となりました。
③二階堂先生による、心リハ研修
今回初開催なのが、日本内科学会認定内科医・日本医師会認定認定健康スポーツ医でもある二階堂先生による研修です。
心臓リハビリテーションにおける運動療法というテーマで運動指導をする前のリスクについてと医療機関がフィットネスクラブに期待している事を中心にお話しして頂きました。
直接ドクターから運動指導の重要さや、運動指導者に求めている事や期待している事を聞く事ができスマートチェーンのコーチ陣もその期待に応えるべく、より一層努力を重ねていきたいですね。
また、改めて生活習慣病にならないようにどういう生活をしていくべきか?どういう運動習慣を身につけてもらうか?などの重要性を再認識できる内容となりました。
私たち全職員は1次予防から3次予防まで包括的に一人一人の人生をカバーしていく中で、常にリスクと隣り合わせということを強く認識し、通われるご利用者、会員様、ご紹介していただいている医療機関の方々に、安心・安全なチェーンだから任せられる!と思っていただけるよう、これからも邁進してまいります。
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