
日本初?私達は旅するデイサービス。
旅は最高のリハビリになる。旅は最良の「生きがい」になる。
らいふてらす札大前の求人募集に興味を持って頂いて、ありがとうございます。
私達の特徴を象徴的に表現するとしたらなんだろう?と皆で悩んだ結果、「旅するデイサービス」となりました。
この言葉にピン!と来た方、ご応募いただけると、お互いハッピーになれるんではないかと思います。
実は、私達のデイサービスは「旅行業」の免許を持っているんです。ちゃんと官公庁に届け出てるんですよ(笑)
私達はもともとが「リハビリ特化型デイサービス」を複数展開する法人なので、リハビリへのこだわりが強く、リハビリに効果的なのはなんだろう?と日々情報収集する中で「旅」に着目してきました。
そして、札幌市内にフィットネスクラブを複数展開していたり、札幌駅でブランドスイーツショップをやったりする法人なので、介護施設のみ運営している法人が多い介護業界の中では、ちょっと独特な社風です。そのあたりが、全国誌や業界誌にも取り上げられているくらい。
そんな社風があって、旅行業の免許を取ってしまうくらい、「利用者さんと旅に出ること」に本気です。
働く側にとって「デイサービス」は、入浴介助、排泄介助、食事補助で大忙しですよね。
うちもそうです。ちゃんとやろうと思えば思う程、忙しいですよね。そんなデイサービスで「旅行」もやるの?
よく聞かれますが、やるんです。
全ての利用者さんと「旅行」に行くことを目標に、日々忙しい日常の中で利用者さんとのつながりを育んでいるつもりです。




旅に出るのは利用者さんの為?いやいや、実は私達の為です(笑)
旅行先は様々…
・小樽までお寿司を食べに行ったり
・日ハム選手の練習を見に行ったり
・旭川まで1泊2日で温泉旅行に行ったり
私達のデイサービスに来られる方々の大半は、最初は旅行に出かけることを諦めきっています。
しかし、一緒に旅に出た方々の大半は、帰り道、「来年はどこへ行こうか?」という話題で盛り上がります。
来年の旅行の計画を一緒に立てている時の笑顔を見たら、
「一緒に旅行計画を立てる=生きがいの創造」だなあ。なんて、一介護職として自画自賛したりします(笑)
でも、なによりも、
一緒に旅に出た私達の方の「気持ち」が、変わっているんです。
旅の最中は、利用者さんが、私達よりも若かった頃の話、私達みたいに仕事していた頃の話を聞きます。
デイサービスの最中はバタバタしてるし、二人きりの時間は入浴の時くらいだから、ゆっくり話せません。
そんな利用者さんが自分と同い年だった頃の話を聞いているうちに、自分と重なる部分が見えてくるんですね。
そういう体験をした後のデイサービスでの日常は、あいかわらずバタバタしてるんだけど、利用者さんと共有してる時間の「濃度」が濃くなっているような感じがします。目と目で会話ができるような感じと言いましょうか…
月並みの言葉になってしまいますが、デイサービスで働く私達は、「一人一人ともっと向き合いたい」と思いますよね?目に見えない「つながり」が「絆」へと進化していくように育んでいきたい。という気持ちから、私達は旅行業の免許を取ったんです。
例えば、Aさん(〇〇才・要介護〇)が「昔はよくやってたけどね~」とおっしゃる「手芸」。
手も動かないし、目も見えなくなって、やらなくなっていたんですが、針や糸を使わなくてもできる手芸を一緒にやってみたら、翌週、見たことのない生地を持って通所して来られました。聞くと、好きな生地を求めて、買い物へ出たそうで。「一人じゃ買い物できないって言ってたのに行けるじゃん!」一緒に手芸した看護師スタッフが泣きながら笑ってました。
例えば、Bさん(〇〇才・要介護〇)は認知症で、新しい場所は苦手なタイプ。当初は「早く帰りたい」しか言わない方でしたが、今では、お迎えに上がると、玄関先で、今か今かと待って頂いてます。
お迎えに上がった時のご本人と娘さんの笑顔から、「待ってましたー」というお気持ちが伝わってきて、いつも癒されます。
例えば、Cさん(〇〇才・要介護〇)は、今では在宅生活が厳しくなって、施設に入社されましたが、今でもご家族からは私達のところに相談の電話が来ます。旅行に行った時の想い出は、頭に残るらしく、「また行きたい」とよく言われるそうです。「施設に入られたら、なおさら、行きたいだろうなあ・・・」と心がジーンとします。
利用者さんと旅に出ることは大変なことです。旅先でのリスクをいろいろな角度から考えて準備をすると、片手間でやれるようなことではありません。だからこそ、多くの介護施設では、旅が利用者さんにとって良いことはわかっていながらも、なかなかできてないのだろうと思います。
私達も他の介護施設同様に、忙しい日々を送っています。
他社さん同様、毎日、デイサービスとして当たり前のことをきちっとやりきるだけで、精一杯です。
やりたいことが沢山ありますし、入浴もリハビリもお食事もあるので、現場はかなりバタバタしています。
でも、その分、やりがいも感じています。
私達の夢に共感頂いた方、理想と現実を繋げる為に、力を貸して下さい!
今現在も、全ての利用者さんと旅に出られているわけではなく、まだ道半ばですが、何回か旅に出てみて、その価値には確信していますので、「利用者さんと旅に出るデイサービス」を一緒に本気で創っていきたいな。一人一人の利用者さんと向き合いたいな。という方、ぜひ、面接にいらして下さい。
