社員を知る 2025.06.02

母親となった現在も栄養士 × トレーナー―二つの専門性で人を支える働き方―

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“家庭か仕事か”じゃなくて“家庭も仕事も”。SHAREだから選べた両立

加藤麻美

管理栄養士
地域共創部、特定保健指導（札幌市）
スマートライフreha（管理栄養士）
スマートウェイ・スマートスタジオ北12条店　パーソナルトレーナー
オンライン食事サポートminaos栄養指導

“管理”ではなく“寄り添う”栄養士へ

-SHAREに入社したきっかけ・経緯を教えてください

前職では管理栄養士として特別養護老人ホーム、療養型病院にて給食管理の仕事に就いていました。給食管理とは簡単に言うと、献立作成や調理等の厨房業務を主としますが、“栄養ケア”“栄養指導”には携わっていませんでした。

転職の大きなきっかけとなったのは、趣味のボクシングです。
ボクシングは階級制競技のため、減量、食事管理とは切っても切り離せません。
そのため管理栄養士免許をもっているということで、もともと通っていたジムの仲間内で相談にのったり、会員への食事指導業務のお手伝いを一時ジム会長に任されたことをきっかけに、
「栄養指導って面白い」
「頑張っている人を管理栄養士の専門性を活かして応援できる仕事がしたい」
と感じました。
ボクシングの現場では、極端な減量で月経が止まってしまう女子選手や、身体を作る大切な時期なのに過酷な減量を強いられる成長期の選手を見てきたり、自身も貧血で倒れた経験等があり、業界のあり方にも疑問を感じていました。
目先の結果だけでなく、その人の目標のもっと根柢となる、更にはもっと先の将来の“健康”を支えられる仕事がいいという気持ちも大きな軸にありました。
そんな中で、運動指導を中心に幅広い世代に向けたウェルネス事業を手掛けるSHAREと出会いました。
「こんな施設なら私も会員としても通いたい」「私の考える軸に合致する場所だ」と感じ、ご縁があって入職いたしました。

学びが絶えない毎日が、楽しい

SHAREで長く働いている、その理由を教えてください。

産休育休を挟んで入社５年目になります。
周りのスタッフもみんな知識豊富で成長意欲があり、会社自体も目まぐるしく成長していきます。
日々自分の仕事をこなすことに必死ではありますが、毎月代表から発行される『SHARE通信』では、会社がどんどん新しい事を手掛けて、活躍の場が広がっていく様子が見られます。
「おちおちしていたら置いて行かれる」という感覚と、「日々学びがあり成長できている」という実感、「きっとSHAREならやりたい事が叶えられる」という実感が、やりがいやモチベーションに繋がっていると思います。

技術も数字も、全員で磨き合う場所

-職場や会社の雰囲気はいかがですか？

仕事柄、体育会系のスタッフが多く、みんな向上心があり元気で気持ちがいいスタッフと楽しく働ける環境だと思います！
血気盛んで負けず嫌いなみんなをまとめるマネージャー陣は大変だな、お疲れ様です…とも思っています(笑)
“体育会系”と言っても、「縦社会」とか「根性論」ということは全く無く、むしろ逆。
20代の若いスタッフでも勉強熱心で意欲があればマネージャー職にもなれますし、結果を出すには根性ではなく理論や人間性、という風土です。
運動指導など技術的な面でも共に学び合い、店舗ごとにチームで売上営業面もスタッフ全員一人一人がどうしたらいいか数字目標を具体的に考えて日々の業務にあたっている様子です。
医療系の専門職としてクライアントの身体のことも考えながら、経営の感覚が身につくのも民間企業の強みだと思います。

挑戦を口にできる会社で、欲張りな夢を育てていく

今後チャレンジしたいことや目標はありますか？

言うは易しですが…(笑)
SHAREに入社するまで、栄養指導業務も運動指導も未経験でしたが、今ではその両方に携わらせていただいています。
ありがたいことに今は管理栄養士業務も忙しくなってきていますが、
「運動指導もちょっと出来る管理栄養士」ではなく、管理栄養士としてもトレーニングコーチとしてもきちんと両方確立した人材になりたいです。
管理栄養士としての役割では、提携しているクリニックとの連携ももっていきたい。臨床に触れる経験を持ちたい。
弊社では理学療法士や健康運動指導士の分野では既に教育機関との共同研究等行っていますが、栄養の分野でも学術研究にも携わりたい。
栄養ケアステーションを立ち上げて、地域と連携する場や管理栄養士の活躍の場を増やしたい。
今、シニア向けの健康教室など携わらせていただく機会はありますが、今後は高校生や大学生など若い世代にも、将来の健康を考え、早い段階で自己管理できるような啓発を行いたい。

これは会社が以前から言っていることですが、
プロとして結果を出して多くの人を健康に導き、管理栄養士・トレーニングコーチの社会的価値を高めたい。
まずは社内における管理栄養士の価値を高めたい。
そして、私たちの店舗に通う会員様には、「ただサービスを買って受けている」ではなく、
「ここは生活の一部の必需品」「無くてはならない」「ここに通って人生が変わった」と思ってもらえるような施設にしていきたいです。
身の程知らずで、欲張りなのは重々承知です…(笑)
でも身の程知らずでも、今は実現の道筋も分からなくても、
「言っておいたら叶う」そう思わせてくれるのがSHAREの魅力の一つだと感じています。

産休・育休も、成長のステージにできる場所

-SHAREで産休・育休を取得することへの不安はありましたか？また、その不安が解消された出来事があれば教えてください。

不安でいっぱいでした。周囲のご理解と、必死にしがみついてやってきた感じです！
まず妊娠の初期からつわりもあり体調的にも通常業務が難しくなってしまいましたが、会社が親身に相談にのってくれ、勤務日数や業務内容を調整してくださったお陰で、無事何とか産休まで在籍することができました。
入職してさほど経たずに妊娠し、きちんと一人前になる前に戦線離脱してしまったので、育休明けも戦力になれるのか…。育児との両立はできるのか…。不安だらけでした。

「復帰後きちんと戦力になれるのか」という不安は、育休中育児の合間をぬってリスキニングとして勉強していたことで、最低限不安の払拭に繋がったと思います。
育休中、座学での勉強の他、実際に会員としてスマートスタジオに通って、先輩のパーソナルトレーニングのレッスンを受けつつ、トレーニングの勉強を兼ねていました。
復帰後に大いに活きたと感じています。
会員目線を経験した身としても、スマートスタジオは短時間で運動が完了し、パワープレートはトレーニングだけでなく身体のケアにも使えて、赤ちゃんを連れても通えるのでママにも本当におすすめです！(笑)

「働くママ」を、会社も仲間も全力で応援してくれる場所

仕事復帰後、SHAREでの働きやすさはいかがですか？具体的にどんな働き方をしていますか？

会社には20代30代のスタッフも多いですし、子育て世代や“未来を生きる子どもたち”を応援したい、という代表の考えを感じるので働きやすいと思います。
保育園のお休みの関係で、時には心が折れそうになることも。シフト調整など周囲のスタッフには大変迷惑を掛けていますし、皆さんのご理解無くしては働けてはいないと思います。
私自身、妊娠出産を機に一時は退職も考えたところを、当時の先輩が親身になってくれたお陰で何とかここまでこの会社で働くことができたので、
今後いつかは私自身が若い女性スタッフのメンター的な役割も担えたらいいなと思います。
…果たしてできるでしょうか…？(笑)
育休後はしばらく週３日、扶養内でのパート勤務でした。今は子どもの関係で休むことも減ったので、基本平日週５日、9時半～17時の勤務になっています。

「予防」という価値を広げる仲間を待っています

-一緒に働くことを検討している方へ、メッセージをお願いします

健康は全ての土台となります。でも当たり前に感じその大切さを意識できていない人は本当に多いと感じます。
予防に重点を置き、人の健康を支える。
自分の指導で人の身体が、人生が変わる。
医療保険、介護保険、未来の社会保障のあり方に関わる。

社会的にも価値のある仕事に私たちの会社は携わっていると思います。
その価値の提供の場をもっともっと広げるために、SHAREの理念に共感された方は是非私たちと一緒に働きましょう！