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コラム 2025.12.25

北大サイエンスフェスタで伝えた 医療から日常へつながる「体を知り、動かす」という選択

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北大サイエンスフェスタで伝えた 医療から日常へつながる「体を知り、動かす」という選択

2025年12月20日
北海道大学が主催する「北大サイエンスフェスタ」が開催されました。

このイベントは、大学や研究機関の知見を、専門家だけでなく一般の方々にもわかりやすく届けることを目的とした、北海道を代表するサイエンスイベントです。

研究、医療、教育、健康、環境といった多様なテーマが並び、子どもから大人までが科学を身近に感じられる場として、多くの来場者でにぎわっていました。

イベントの詳細は、公式サイトをご覧ください。


北大サイエンスフェスタ

新価値創造。2025年は12月20日、21日。札幌地下歩行空間(チカホ)で開催決定。大学院生から小学生まで科学を楽しむフェスティバル

hokudai-sciencefesta.com

og_img

その中で行われたのが、北大病院ステージイベント
「もっと身近に、あなたを支える医療」です。

会場は札幌駅前地下歩行空間に直結する D-LIFE PLACE 札幌。


通りがかりの方も自然に足を止め、椅子に腰掛け、話を聞き、体を動かす。


非常に開かれた空間でのステージとなりました。


医療と生活をつなぐステージ

このステージは、医療の専門的な知見を一方的に伝える場ではありませんでした。

医療を起点に、体の理解、運動、日常の行動へと、段階的につなげていく構成が特徴です。

写真に写るように、
会場には医療関係者だけでなく、一般の来場者、学生、親子連れなど、さまざまな方が集まり、終始双方向の雰囲気が生まれていました。


横田先生が示した「体を知る」という医療の視点

ステージ前半では、北大病院パーソナルヘルスセンターの横田卓先生より、遺伝学的検査に関する医学的な背景についての解説が行われました。

人の体は、一人ひとり違う設計図を持っています。

遺伝子のわずかな違いが、体質やリスク、反応の仕方に影響する。

その事実を、専門用語に偏らず、
丁寧に説明してくださったのが横田先生のパートでした。

特に印象的だったのは、
遺伝学的検査は未来を決めるものではなく、
自分の体を理解するための一つの手がかりである、
というメッセージです。

この視点があったからこそ、
来場者は安心して、その後の話に耳を傾けていたように感じます。


上田が伝えた「知識を動きに変える」実践

続いて登壇したのが、当社の上田です。

上田の役割は明確でした。

医療や検査で得られた情報を、
実際の運動や生活にどう落とし込むのかを示すことです。

体質によって、向いている運動の強度や内容が異なること。
持久力、筋肉の使い方、貧血リスクや血流への配慮など、
検査結果を前提にした具体的な考え方が紹介されました。

ステージでは、セルフチェックや簡単なエクササイズも行われ、
多くの来場者がその場で手を挙げ、体を動かしながら参加していました。

写真に残る、会場全体が同じ動きをする光景は、
「わかる」から「やってみる」へと変わる瞬間そのものだったと思います。

遺伝学的検査を受けた方が、
当社でパーソナルトレーニングを受けた事例などもお伝えしました。


佐伯が語った「医療と運動をつなぐ未来」

ステージの後半では、代表の佐伯が登壇しました。

佐伯が語ったのは、遺伝学的検査とパーソナルトレーニングを組み合わせる意味、そして SHARE が目指している医療と運動の関係性です。

体を知るだけでは変わらない。
運動するだけでも続かない。
理解し、実践し、継続できる仕組みをつくること。

遺伝学的検査を受けた方向けのスペシャル特典などについても触れました。

医療の知見を、生活の中で活かしてこそ価値が生まれる。
その考え方が、ステージ全体を締めくくる形で示されました。


医療から行動変容へ

今回のステージは、
医療、科学、運動が、それぞれ独立した話ではなく、一本の流れとして構成されていました。

体を知る。
最適な運動をする。
それを続ける。

これらは決して特別な人のためのものではなく、
誰にとっても必要で、誰にとっても難しいテーマでもあります。

医療の現場で積み重ねられてきた知見を、
生活者が実際に行動に移せる形に翻訳する。
その役割を担う存在が、今、強く求められていると感じています。

SHAREはこれからも、
医療、研究、地域、企業と連携しながら、
「わかる」で終わらせず、「できる」「続けられる」健康づくりを広げていきます。

北大サイエンスフェスタのステージで生まれた、
あの場の一体感と手応えを、
日常の現場へと確実につなげていくこと。

それこそが、私たちの次の責任であり、挑戦です。


記事を書いた人
専務 大林さん

SAHREの専務。札幌を拠点に、フィットネス・健康サービスを展開するSHAREで、日々“現場がワクワクする仕組みづくり”に奮闘中。2011年の創業からSHAREに関わり、サービス設計からスタッフ育成、イベント企画まで幅広く担当しています。好きなことは新しいチャレンジと家族との時間。コラムでは、健康・運動・働き方などについて、ちょっと役立つ&ちょっと背中を押せるようなお話をお届けします。

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