転居でもSHAREは諦めなかった―働き方の柔軟性が大きなやりがいと感謝に―

挑戦できる環境が、成長をくれる。見つけた、新しいやりがいの形
なかむら
・オンラインお食事指導minaosで栄養指導
健康支援の原点に立ち返って
-SHAREに入社したきっかけ・経緯を教えてください
前職では総合病院に勤務し、主に病棟管理と栄養指導を担当していました。そのなかで、「病気になってからでは遅い」と感じる場面が多くありました。
治療の一環としてではなく、もっと早い段階で健康を支えることができたら――
そんな想いが強くなり、予防のフェーズからサポートできる場を探すようになりました。
そうして出会ったのがSHAREでした。
医療と運動、栄養が連携しながら「健康をつくる」仕組み
に惹かれ、入社を決めました。
転居=退職じゃない。可能性を広げた働き方の選択
-なぜオフィスワークから在宅ワークへ切り替えたのですか?
結婚を機に、夫の転勤で札幌を離れることになりました。一般的にはこのタイミングで退職を選ぶ方も多く、自分自身もその可能性を覚悟していました。
ところが、会社に結婚と転居の予定を伝えたところ「リモートワークに切り替えて続けてみてはどうか」とご提案いただいたのです。まさかそんな選択肢があるとは思っていなかったので、驚きとともにとても嬉しかったことを覚えています。
今では、場所に縛られずに自分の専門性を活かせる働き方に、大きなやりがいと感謝を感じています。
栄養指導に全力投球できる今のやりがい
-在宅ワークになり働き方やライフワークバランスにどんな変化がありましたか?
在宅ワークに切り替えて半年ほど経った頃、勤務時間を週40時間から32時間の短時間正社員に変更しました。オフィス勤務の頃と比べて、物理的に対応できない業務も出てきたため、無理なく続けるための判断でした。
一方で、時間にゆとりが生まれたことで自分の集中できる時間帯に業務を行えるようになり、効率はむしろ向上したと感じています。現在はその32時間すべてをminaosの栄養指導に充てられるほどご依頼も増え、やりがいを持って取り組んでいます。
また、家事に手が回るようになり夫から「仕事に集中できるようになった」と感謝される場面も。今のところは夫婦円満です(笑)
運動量の減少が気になった時期もありましたが、時間に余裕ができたおかげで散歩やジムに通う習慣も取り戻せました。栄養指導をする立場として、自分自身が心身ともに健康であることはとても大切だとあらためて実感しています。
画面越しでも“信頼”はつくれると知った日々
-在宅ワークをするにあたり、不安に思ったことはありますか?
在宅勤務に切り替える際、一番不安だったのは栄養指導の会員様を十分に確保できるかどうかという点でした。オフィス勤務時代は自分から店舗に出向いて営業することも多かったので、リモートでどのように繋がりを持つか悩みました。
その不安から、まずは勤務時間を32時間に調整し無理のない体制に。上司が相談に応じてくれたことで精神的にも安心できました。
実際には、各店舗のスタッフやミナオスの営業担当とLINEやZoomで密にやりとりを重ね、トレーナーにミナオスを体験してもらうなどの工夫をしながら信頼関係を築いていきました。結果として、リモートでもしっかり成果につながることを実感しています。
変わりたい気持ちに、そっと寄り添う声かけを
-お客様とのオンライン面談やメッセージでやり取りをする際、どんなことを心掛けていますか?
何よりも大切にしているのはストレスをかけないこと、そして焦らせないことです。健康的な食生活は一時的なものではなく、できれば一生続けてほしいもの。だからこそ、無理なく前向きに取り組んでもらえるような声かけを意識しています。
指導では、本人が強く問題意識を持っていることに対し、その理由や背景を添える形で寄り添うようにしています。納得感があると行動につながりやすくなるからです。
成果が見えてきたら、こちらからもどんどん提案を増やしていきます。また、外食後には「楽しめましたか?」と声をかけることで、食事を悪いものと捉えずに楽しめるようなサポートも心がけています。
スクショ保存がお守り。感謝の言葉が私の原動力
-どんな時にやりがいを感じますか?
面談が終わった時に「中村さんに会えてよかったです」と言っていただけた瞬間や、「楽しかった!」「またお願いしたい」とメッセージをいただくときに、心からやりがいを感じます。
ときには思うように成果が出ず落ち込むこともありますが、そんなときのために、感謝の言葉はすべてスクリーンショットを撮って保存しています(笑)。見るたびに「また頑張ろう」と思わせてくれる、大切なお守りのような存在です。
もちろん、成果が出て喜んでいただけるのも嬉しいですが、「食事が楽しくなった」「健康に向き合えるようになった」といった声をいただけると、それ以上の喜びがあります。そうした変化に寄り添えることが、この仕事の醍醐味だと感じています。
“伝えきれなかった”経験が、今をつくっている
-お客様とのやり取りの中で、印象に残っていることはありますか?
やり取りというよりも、「自分のサポートが及ばなかった」と感じたときのことが、むしろ強く印象に残っています。本来“印象に残る”というと、よい意味で使われることが多いと思いますが、私の記憶に強く残っているのは、うまく支援できなかった場面です。
「今の自分ならこう伝えられたのに」「あのときは余裕がなかったな」と、振り返って反省することも多くあります。だからこそ、落ち込んだときのために、お客様からいただいた温かい言葉をスクリーンショットで残すようになったのかもしれません。
そうした経験の積み重ねが、日々の成長につながっていると感じています。
社会課題に貢献する実感
-一緒に働くことを検討している方へ、メッセージをお願いします
病院勤務の経験がある方の中には、「もっと早い段階で人の健康に関わりたい」と感じている方も多いのではないでしょうか。私自身もその思いでSHAREに入りました。
SHAREでは、生活習慣を見直すことで“まだ間に合う人”にアプローチできるのが大きな魅力です。健康寿命の延伸や医療費の抑制は、これからの日本にとって重要なテーマであり、医療・運動・栄養の視点から貢献できるのは大きなやりがいにつながります。
もちろん、ベンチャー企業ならではの挑戦もあります。「これ、私が全部考えるの!?」と驚くこともありますが(笑)、その分だけ思考力や柔軟さが育ちます。
変化を楽しみながら働きたい方、SHAREで一緒にチャレンジしてみませんか?
オフの私
-休日の過ごし方/ 趣味/ 学生時代の取り組み
#1 ゴルフ
#2 料理、おさけ
#3観葉植物

はじめまして。 人材開発部/地域共創部 佐藤と申します。 約6年間、フィットネスの現場に立った経験を活かし 皆さまに(株)SHAREや、フィットネス部門のことを 分かりやすく記事にしてお伝えします。


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