STの枠を超えて、一人ひとりに寄り添う

「言葉の先にある未来を、一緒に支える」
坂尻 貴也
チャレンジドジム(言語聴覚士)
SHAREだからできる支援
-SHAREに入社したきっかけ・経緯を教えてください
病院勤務時代、言語障害があっても歩行や日常動作が可能になれば退院となり、その後「内向的になった」「趣味を諦めた」「話すことを諦めた」という方を多く見てきました。
言語の専門職として、「自分らしさ」を言語障害によって手放してしまう方を一人でも減らしたいと考えていた時に、SHAREの障害福祉サービス事業と出会いました。退院後も継続的に関わりながら、日常生活の中でその人らしい表現や関係性を取り戻せる支援ができる点に大きな魅力を感じ、入社を決意しました。
専門を超えて”人”と向き合う
-病院とSHAREでの働き方の違いを教えてください。
病院勤務時代と比べて、SHAREでは他職種との連携がより密であると感じています。一人ひとりの利用者様にとって本当に必要な支援とは何か、どのようにすればより良いリハビリにつながるのかを、看護師・作業療法士・理学療法士と丁寧に話し合う時間がしっかり確保されています。
もちろん病院でも連携は重視されていましたが、SHAREには意欲の高い仲間が揃っており、専門職同士が対等に意見を交わせる風土があります。
自分の専門性にとらわれず、「専門を越えて、“人”に向き合う姿勢」を大切にできることは、個別性を重視する支援のあり方として、私自身にとっても大きな学びとなっています。
言葉の先にある心のケアを目指して
-日々どのようなことを意識して業務に取り組んでいますか?
言語障害や高次脳機能障害によって、自分の思いや気持ちをうまく伝えられないことは、周囲には見えにくい分、当事者にとっては強い孤独感や焦りを生むと感じています。そのため、個室で1対1で行う言語療法では、時間をかけてでも本音を安心して話せるような場にしたいと考えています。
病院勤務時代には「先生には何でも話せる」「一番気が楽になる」といった声を多くいただき、信頼関係がリハビリの質にも大きく影響することを実感しました。限られた時間の中でも質の高いリハビリを提供することに加え、心の支えとなり、安心して思いを表現できるような関わり方と環境づくりを大切にしています。
誰もが”らしさ”を失わない社会へ
-今後チャレンジしたいことや目標はありますか?
失語症や高次脳機能障害は、身体的な障害と違って外見からは分かりにくく、周囲の理解が得られにくいという現状があります。こうした”見えにくい障害”への認知や理解が広がれば、言葉の困難さを抱える方々の生きづらさや社会的孤立も、少しずつ減らせるのではないかと感じています。
今後は、日々のリハビリに加えて、地域への啓発活動や情報発信などにも力を入れ、誰もが自分らしく過ごせる社会づくりの一端を担っていきたいと考えています。
想いを形にできる場所
-一緒に働くことを検討している方へ、メッセージをお願いします
「利用者様を少しでも良くしたい」「もっとできることを増やしたい」という気持ちのある方には、とても向いている職場だと思います。
向上心のある仲間が多く、日々刺激を受けながら楽しく働くことができています。僕自身、病院勤務時代よりもはるかにやりがいを感じながら、成長を実感できる毎日を過ごしています。
興味があれば、ぜひ一度、見に来てみてください。
オフの私
-休日の過ごし方/ 趣味/
#1登山
芦別岳からの絶景
#2 地酒飲み比べ
全国の地酒を飲み比べ

「全ての人が、かっこよく歳を重ねられることを証明する。」というミッションに魅力を感じ、株式会社SHAREへ入社。 一人でも多くの方にサービスの魅力や可能性が届くよう、日々情報発信に取り組んでいます。


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