店舗をつくり、人を育て、地域の健康をつくる。未経験から広がったキャリア。
運動指導をはじめ、店舗運営や数値管理、人材育成、マネジメントまで幅広い業務を担当している気田マネージャー。いまでは店舗での業務だけにとどまらず、イベントの企画・運営など、地域の皆さまの健康づくりに関わる活動にも携わっています。
異業種から未経験でSHAREに入社し、さまざまな経験を重ねながら活躍のフィールドを広げてきた気田マネージャーに、仕事内容やこれまでのキャリア、仕事への想いについてお話を伺いました。
気田 弦輝
- スマートスタジオ・ウェイ旭川駅前店 マネージャー
- スマートスタジオ旭川西 マネージャー
- シニアマネージャー
資格
- 健康運動指導士
健康ウォーキング指導士
ヘルスウォーキング指導士
アクティブウォーキング指導士
フィットネス側弯トレーナー
サウナ・スパ健康アドバイザー
―― 警察官からなぜフィットネス業界に転職しようと思ったのでしょうか?
警察官として働いていた当時は、目指していた部署があり、その分野のスペシャリストになることを目標にしていました。しかし、コロナ禍などの影響もあり、なかなか希望していた部署へ進むことができず、少しずつ仕事へのやりがいや成長実感を失っていきました。
「どうせ働くなら、自分が本当にやりがいを感じられる仕事に挑戦したい」と考えるようになったことが、転職を決意したきっかけです。
もともと私は、小学生から大学まで一つのスポーツを続けており、競技生活の中で多くのケガを経験しました。その際にチームトレーナーや医師、理学療法士の方々に支えていただいた経験から、人の身体や健康を支える仕事に興味を持つようになりました。大学時代にはトレーニング論やスポーツ栄養学なども学び、もともとはトレーナーを目指していたんです。
一度は別の道に進みましたが、改めて自分の原点に向き合ったことで、「もう一度チャレンジしたい」という気持ちが強くなり、未経験からフィットネス業界への転職を決めました。
―― 警察官時代の経験で、今の仕事に活かされていると感じることはありますか?
常に中立であること、そして相手の話を真剣に聴くことを大切にしています。また、「明日が必ず来るとは限らない」という気持ちを忘れず、その時に自分ができることに全力を尽くすようにしています。
誰かが「変わりたい」と思う瞬間に立ち会えることは、この仕事の大きなやりがいです。そんな瞬間に関われることに、この仕事をしていてよかったと感じます。
――入社2年目で旭川への転勤とマネージャー就任。率直にどんなことを考えていましたか?
会社からキャリアアップの選択肢をいただき、その中で自分が選んだのが、旭川への転勤とマネージャーへの挑戦でした。
当時は入社2年目、26歳だったこともあり、正直「自分にできるのだろうか」という不安の方が大きかったです。スタッフをまとめること、店舗の数字に責任を持つこと、自分より年齢や経験が上の方とも向き合うことなど、簡単な役割ではないと感じていました。
それでも、やると決めたからには中途半端にはしたくない。「胸を張れる立派な店舗にしたい」「自分が関わった証を残したい」という思いで、挑戦を決断しました。
旭川は高校時代と前職時代を合わせて6年間住んでいた、私にとって第二の故郷のような街です。人生の節目に再びこの街で働けることにも大きな意味を感じ、「ここで成長したい」という思いでスタートしました。
――店舗としてさまざまな課題に向き合う中で、まず何から取り組みましたか?
まず取り組んだことは、スタッフ一人ひとりを知ることでした。
「仕事に何を求めているのか」
「どんな働き方が理想なのか」
「将来どうなっていきたいのか」
そういった部分をコミュニケーションの中で理解することを大切にしました。
仕事に対する価値観は人それぞれです。休みと給料のバランスを重視する人もいれば、どんどん挑戦して成長したいという人もいます。
その違いを理解した上で、業務の割り振りや役割を考え、店舗として決めた目標に対して、全員が同じ方向を向ける環境づくりを意識しました。
また、当時は体験レッスンからの契約率が低く、退会率も高いという課題がありました。
そこで毎週、体験案内や退会面談のロールプレイングを実施し、スタッフ全員で「傾聴する力」と「お客様に合わせて提案する力」を磨いていきました。
さらに大切にしたのが、スタッフにできるだけ早く成功体験を積んでもらい、自信をつけてもらうことです。
そのため物販にも目標を設定し、小さな成功体験を積み重ねられる環境をつくりました。
「自分にもできる」という自信が生まれることで、接客や仕事への向き合い方も変わっていきます。
店舗を変えるために特別なことをしたというより、一人ひとりと向き合い、成長を実感できる環境をつくることを大切にしてきました。
――店舗の雰囲気やスタッフとの関係性を良くするために、意識していたことはありますか?
まず取り組んだのは、スタッフ一人ひとりを知ることでした。「仕事に何を求めているのか」「どんな働き方が理想なのか」「将来どうなっていきたいのか」。コミュニケーションを通して、それぞれの価値観や目標を理解することを大切にしました。
その上で、業務の割り振りや役割を考え、店舗として決めた目標に向かって、全員が同じ方向を向ける環境づくりを意識しました。
また、当時は体験レッスンからの契約率や退会率にも課題がありました。そこで毎週、体験案内や退会面談のロールプレイングを行い、スタッフ全員で「傾聴する力」と「お客様に合わせて提案する力」を磨きました。
さらに、スタッフが早い段階で成功体験を積み、自信を持てる環境づくりも意識しました。小さな成功体験の積み重ねが「自分にもできる」という自信につながり、接客や仕事への向き合い方も変わっていくと考えたからです。
店舗を変えるために特別なことをしたというより、一人ひとりと向き合いながら、スタッフが成長を実感できる環境をつくることを大切にしてきました。

――マネージャーとして、一番苦しかった時期や出来事はありますか?
複数店舗を管轄する立場になった時期です。
店舗数が増えるにつれ、自分が直接足を運べない店舗や、リモートでコミュニケーションを取らなければならない店舗も増えていきました。その中で、十分なサポートができず、環境整備が進まない時期がありました。
スタッフ一人ひとりの可能性や能力を知っているからこそ、「もっと力を発揮できるはずなのに、自分のサポート不足で引き出せていない」と感じることが一番つらかったです。正直、「体がもう一つあればいいのに」と思ったことも何度もありました。
ただ、その経験を通して、自分一人ですべてを解決することには限界があると学びました。
―そのとき、どうやって乗り越えましたか?
正直に言うと、一人で抱え込みすぎてしまいました。「自分が何とかしなければ」という気持ちが強く、精神的にも苦しい時期がありました。シニアマネージャーという立場は相談されることは多くても、自分の悩みを気軽に話せる機会は少なく、孤独を感じることもありました。
そんな時に救ってくれたのが、一緒に働く仲間の存在です。信頼している部下から「私は上司として気田さんのこと好きですよ」と言ってもらったり、以前お世話になった先輩から「よくやってるよ!尊敬するわ」と声をかけてもらったり。その言葉に本当に救われました。
自分では「まだまだできていない」と思っていても、周りはちゃんと見てくれているんだと気づくことができました。
この経験から、リーダーだからといって一人で抱え込む必要はないと学びました。仲間を信頼し、時には頼ることもチームをつくる上で大切なことだと実感しています。
今では周囲に相談しながら仕事を進め、一人で頑張るのではなく、チーム全員で成果をつくることを意識しています。あの時にかけてもらった言葉は、今でも私の支えになっています。
―チームを動かす上で、自分なりに大切にしていることはありますか?
「人は誰かに動かされるものではなく、自分で動きたくなる環境があるからこそ力を発揮できる」と考えています。
そのため、一人ひとりが「この仕事を頑張りたい」「この環境で成長したい」と思えるような働き方や環境づくりを大切にしています。
スタッフが新しいことに挑戦したときは、結果に関係なく、挑戦そのものを認めるようにしています。成功も失敗も成長につながる経験だからこそ、「挑戦してよかった」と思える環境が、次の一歩につながると考えています。
また、不安や失敗から考え方がネガティブになっているときには、「こういう見方もできるよね」と一緒に考え、前向きな視点に切り替えられるような声掛けも意識しています。
私が目指しているのは、人を引っ張るリーダーというより、一人ひとりが自信を持って挑戦できる環境をつくるリーダーです。スタッフが成長し、「仕事が楽しい」「もっと挑戦したい」と感じてもらえることが、マネージャーとして何よりのやりがいです。
―新しい仕事や役割を任されたとき、まず何を考えますか?
まず最初に考えるのは、「その仕事や役割のゴールはどこなのか」ということです。
ゴールが明確になれば、そこから逆算して「今何をすべきか」「どの順番で進めるべきか」が自然と見えてきます。一気にゴールを目指すのではなく、段階を踏みながら着実に進めることを意識しています。
これは私の趣味でもある登山によく似ています。
山頂を目指すと決めたら、まずどのコースを歩くのかを選びます。そして、どれくらいのペースで登るのか、どこで休憩を取るのか、どんな装備が必要なのかを考えながら計画を立てます。
それらはすべて、「山頂に立つ」というゴールが決まっているからこそ考えられることです。
仕事も同じだと思っています。ゴールが曖昧なままでは、進むべき方向も判断基準もぶれてしまいます。だからこそ、まずは目指す姿を明確にし、そこから逆算して一歩ずつ進めていくことを大切にしています。
もちろん、計画通りにいかないこともあります。しかし、その都度ルートを修正しながら前に進めば、必ずゴールには近づけます。新しい仕事や役割を任されたときは、「できるかどうか」ではなく、「どうすればゴールにたどり着けるか」を考えるようにしています。

―健康運動指導士という資格の取得を目指す中で、大変だったことは?
健康運動指導士は、運動生理学や解剖学、栄養学、運動指導など幅広い知識が求められる資格です。大学時代に学んだ内容も多く含まれていましたが、改めて勉強してみると、「こんなに忘れているんだ」と自分でも驚きました(笑)。
それでも、「絶対に一発で合格したい」という強い思いがありました。
会社から資格取得の補助を受け、挑戦する機会をいただいたからこそ、その期待に応えたいという気持ちが大きかったです。
そこで、約7か月間の学習スケジュールを自分で立て、仕事と両立しながら計画的に勉強を進めました。毎日少しずつでも学習を積み重ねることを意識し、焦らず着実に知識を身につけていきました。
この資格取得を通して改めて感じたのは、成長に近道はないということです。目標を決め、計画を立て、一歩ずつ積み重ねる。その繰り返しが結果につながることを実感しました。
今では、その時に学んだ知識が、お客様への運動指導やスタッフの育成にも大いに役立っています。資格を取得することがゴールではなく、その知識を現場で活かし続けることが、本当の価値だと感じています。

―健康ウォーキング指導士の資格も取得しましたね!どのような活動に活かしてますか?
旭川市内のウォーキングコースや公園など、地域の魅力を活かしたウォーキングイベントを企画・開催しています。また、正しい歩き方や足部の使い方をテーマにしたセミナーも実施し、多くの方に「歩くこと」の大切さや楽しさをお伝えしています。
歩くことは誰でも気軽に始められる運動ですが、少し意識を変えるだけで、健康づくりや姿勢改善、運動習慣のきっかけにもなります。イベントやセミナーを通して、その魅力を地域の皆さんに届けられることに、大きなやりがいを感じています。
さらに、こうした活動を通じて株式会社SHAREを知っていただく機会も増えました。「イベントに参加して初めて店舗の存在を知った」という方も多く、実際に体験利用を経て会員になってくださる方もいらっしゃいます。
資格を取得したことで、自分自身の知識が深まっただけでなく、地域の健康づくりへの貢献や会社の認知拡大にもつながっていることを実感しています。

―未経験で入社した自分が、今これだけ多くの仕事を任されている理由は何だと思いますか?
正直なところ、自分でも「なぜだろう」と考えることがあります(笑)。
ただ一つ言えるのは、目の前にあるチャンスや挑戦から逃げずに、一つひとつ向き合ってきたことだと思います。
私は「できるかどうか」ではなく、「まずやってみよう」という気持ちを大切にしてきました。もちろん、不安がなかったわけではありません。マネージャーへの挑戦も、資格取得も、新しいプロジェクトも、自信がある状態で始めたことはほとんどありませんでした。
それでも、任せてもらえたことには責任を持ち、ゴールを明確にしながら最後までやり切ることを意識してきました。
また、一人で成果を出すのではなく、スタッフや上司など周りの力を借りながらチームで結果をつくることも大切にしています。自分が成長できたのは、多くの方に支えていただいたからこそだと感じています。
株式会社SHAREは、「挑戦したい」という気持ちを応援してくれる会社です。年齢や経験だけで判断するのではなく、その人の姿勢を見てチャンスを与えてくれます。
だからこそ、未経験で入社した私でも、今こうして多くの仕事を任せていただけているのだと思います。これからも、その期待に応えられるよう、新しいことに挑戦し続けていきたいです。
―自分自身の強みは、どんなところだと思いますか?
自分では、「人の可能性を信じられること」が一番の強みだと思っています。
私は、人は環境やきっかけ次第で大きく成長できると信じています。そのため、相手の強みを見つけ、その人がワクワクしながら挑戦できる環境をつくることを常に意識しています。
また、何か新しいことを任された時も、「できる・できない」ではなく、「どうすればできるか」を考えるタイプです。ゴールを明確にし、そこから逆算して一歩ずつ進めていくことは、仕事でもマネジメントでも大切にしています。
もう一つの強みは、物事を前向きに捉えられることです。もちろん落ち込むことや悩むこともありますが、最後は「この経験にも意味がある」「どうすれば次につなげられるか」と考えるようにしています。
一人で成果を出すことよりも、周りの人と一緒に成長し、チームとして成果を出すことにやりがいを感じています。
これからも、自分自身が挑戦を続けながら、スタッフやお客様の可能性を引き出せる存在でありたいと思っています。
―これからSHAREで挑戦してみたいことはありますか?
これから挑戦してみたいことは、大きく二つあります。
一つ目は、私の趣味でもあるアウトドアとフィットネスを掛け合わせたイベントです。
登山やキャンプが好きなので、その魅力を活かしながら、健康づくりにつながるイベントを企画してみたいと思っています。例えば、膝や腰などの整形疾患に悩んでいる方が「また山を歩けるようになりたい」という目標を持てたり、「新しい趣味を始めてみたい」という方が一歩踏み出せたりするようなきっかけをつくりたいです。
運動はジムの中だけで完結するものではありません。体力がついた先に「旅行を楽しめる」「山に登れる」「仲間とキャンプへ行ける」といった人生の楽しみが広がることこそ、本当の意味での健康づくりだと考えています。
もう一つは、子どもたちへの運動指導です。
最近は安全面の理由から公園の遊具が減ったり、室内で過ごす時間が増えたりと、思い切り体を動かす機会が少なくなっていると感じます。だからこそ、子どもたちが「運動って楽しい!」と思える環境づくりに携わりたいという思いがあります。
子どもたちは本当にエネルギッシュで、一緒にいると私自身もたくさん元気をもらえます。運動能力を高めるだけでなく、体を動かす楽しさや挑戦する喜びを伝えられるような活動にも、今後は積極的に挑戦していきたいです。
これからもSHAREだからこそできる取り組みを増やし、運動を通じて地域の皆さんの人生をより豊かにできる存在を目指していきたいと思っています。

―SHAREへの転職を考えている方に、メッセージをお願いします!
私がSHAREで働いていて一番魅力に感じるのは、「挑戦したい」という想いを本気で応援してくれる会社だということです。
私自身、未経験で入社しましたが、年齢や経験だけで判断されることはありませんでした。マネージャーへの挑戦、資格取得、新しいイベントの企画など、「やってみたい」と手を挙げれば、チャレンジする機会をたくさんいただきました。
もちろん、挑戦には責任も伴いますし、うまくいかないこともあります。でも、一人で抱え込む必要はありません。困った時には支えてくれる上司や仲間がいて、一緒に成長していける環境があります。
SHAREのMissionである「全ての人が、かっこよく歳を重ねられることを証明する。」という言葉は、お客様だけに向けたものではないと私は思っています。働く私たち自身も、新しいことに挑戦し、成長し続けることで、かっこよく歳を重ねていける。そんな会社だと感じています。
そして、「北海道から世界へ Well-beingを SHAREする。」というVisionの実現に向けて、これからも新しいサービスやイベント、地域とのつながりなど、まだまだ挑戦できることがたくさんあります。その未来を一緒につくっていけることに、私はとてもワクワクしています。
もし、「人の役に立つ仕事がしたい」「自分自身も成長し続けたい」「挑戦できる環境で働きたい」という想いがあるなら、ぜひ一緒に働きましょう。
皆さんと一緒に、お客様はもちろん、自分自身もかっこよく歳を重ねられる未来をつくっていける日を楽しみにしています。
これから一緒に働く方へ
年齢や職種にかかわらず、いろいろなことに挑戦できる環境だと思います。資格や経験を活かしながら、新しい分野に一歩踏み出したい方には、特におすすめしたいです。
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休日は子どもの習い事の送迎でほとんど埋まってしまいますが、時間ができたときはサウナやキャンプに出かけてリフレッシュしています。自然の中で過ごす時間は、仕事に向き合うための良い切り替えになっているそうです。


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はじめまして。 人材開発部/地域共創部 佐藤と申します。 約6年間、フィットネスの現場に立った経験を活かし 皆さまに(株)SHAREや、フィットネス部門のことを 分かりやすく記事にしてお伝えします。
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