「踏み出す前」に向き合うことで作る、誰もが自分らしく過ごせる未来|特定保健指導

特定保健指導という名の“人生の作戦会議”
「【特定保健指導】——こんな漢字6文字で言われると、どこか堅苦しく、距離を感じてしまいますよね。
でも本当は、これは一方的な“指導”ではありません。あなたが主役となる、専門家との“作戦会議”。そんなイメージで本日は一緒にお話ししたいと思っています。」
——そんな言葉を添えて、私はいつも面談を始めます。
対象者のリアルな声に耳を傾けて
「痛いところもないし、特に不調もない」
「今まで何もなかったから、これからも大丈夫だろう」
「健診で何か言われたけど、何がどう悪いのか、どうすればいいのか分からない」
「理想の生活習慣なんて分かっている。でも、実際にやるのは無理だ」
「親が脳卒中で急死した。自分も同じ道を辿るのではと不安だ」
「何をしても無駄だ。放っておいてくれ」
——特定保健指導の現場では“一歩踏み出す前のリアルな本音”を聞くことができます。
私たちの役割は、その一歩をそっと後押しすること。
立ち止まりそうなときも寄り添いながら、明るい未来へと歩みを進めていただくことです。
「踏み出す前」に向き合うという使命
世の中の多くのビジネスは、「すでに一歩踏み出した人」や「今まさに踏み出そうとしている人」を支えるものです。
けれど、私たちが向き合うのは、「まだ踏み出す気すらない人」。
その心を動かすことは、決して簡単ではありません。
しかし、それこそが——
“日本の未来の社会保障”に直結する、誰かが担うべき使命でしょう。
なぜなら、「踏み出す気すらない人」が一歩を踏み出さない限り、真に将来の健康な人の人口は増えないからです。
特定保健指導とは
特定保健指導とは、生活習慣病の“予防”に重きを置いた、厚生労働省の取り組みです。
特定健診の結果、メタボリックシンドロームの該当者や予備軍に対し、管理栄養士や保健師などの専門家が、生活習慣の改善をサポートします。
医療の進歩により、様々な病気の治療が可能となった現代ですが、生活習慣病の患者数は年々増加傾向にあります。
生活習慣病は自覚症状の無いまま全身の動脈硬化を進め、ときに失明や下肢の切断、人工透析、心筋梗塞や脳卒中といった恐ろしい結果に繋がり、生活が一変したり、命に関わることもあります。
自分でコントロールできるはずの生活習慣を不適切なまま放置することで、本来ならなくていい筈の病気になり、医療費を増大したり、要介護に繋がるリスクを上げます。
病気と診断される“一歩手前”の段階で、未来の健康リスクを減らす——
それは、まさに「予防医療の最前線」です。
国の目標と社会の未来
日本国民の健康づくりを推進するための施策の一つである『健康日本21』が掲げる目標は
- 2035年までにメタボリックシンドローム対象者を25%削減
- 医療費を2兆円削減すること
特定保健指導はこの“国の掲げる目標”を実現するための具体的な施策と言えます。
世界有数の長寿国となった日本。
しかし、急速な高齢化と要介護者の増加は、国の未来に影を落としています。
だからこそ、平均寿命ではなく「健康寿命の延伸」、そして「医療費の適正化」が求められているのです。
“成果の出せる指導”がSHAREの特定保健指導の強み
前述したように、特定保健指導は「踏み出す気すらない人」を対象とする場合が多い取り組みです。実際の行動変容や減量成果を出すことに繋げるのには、苦戦することも多いという指導者の声も多く聞きます。
SHAREで実施する特定保健指導では、スマートウェイ・スマートスタジオのフィットネス店舗を実際に1ヶ月間無料体験できる特典があります。
これにより——
- 運動を始めるきっかけが生まれ
- 継続しやすくなり
- 保健指導期間中の意識も持続しやすくなる
運動・食事・生活習慣の三位一体のサポートで、“成果の出せる指導”が可能となるのです。
それは、指導者にとっても大きなやりがいです。
実際に指導に携わる中でも、今現在 運動習慣の無い方が、運動を習慣化できない理由には大きく二つの問題があると感じています。それは、
- 「運動経験が無い、やり方が分からない」
- 「膝や腰などに不調があり、一人で運動することが難しい」
という問題です。
痛みの改善や予防に対応可能なスタッフが常駐し、相談できる環境。
“運動が苦手な方にこそ、続けられる場所の提供を”という想いで店舗を作ってきた私たちの施設だからこそ、特定保健指導の対象者様に響くものがあるのだと自負しています。
対象者の声、そして変化
対象者様に、「特定保健指導のイメージ」について聞くと、
「何のことか分からなかった」
「厳しく食事制限されるのかと思った」
「過去に受けたが、生活は変わらなかった」
そんな声もあります。
しかし、SHAREで保健指導を受けた方々からは——
「保健指導をきっかけに、常に健康的な生活を意識できるようになった」
「体調が良くなった。ここを選んで指導を受けて本当に良かった」
「一人では続けられなかった。きっかけがあってこそ変われた」
といった、前向きな声が圧倒的に多く、実に75%の方が減量成果を出しています。(※体重・腹囲どちらかの成果を含む)
私たちの誇りと使命
SHAREの特定保健指導に携わる中で、私たちは確信しています。
この取り組みは、多くの方の未来の健康に寄与し、医療費・社会保障費の削減、持続可能な社会保障制度に繋がることを。
私たちの会社が使命として掲げる「全ての人が、自分らしく、かっこよく歳を重ねられること」に通ずること。
それは、国が掲げる目的そのものを体現する仕事であり、誇りと使命を感じずにはいられません。
最後に——人生を変える並走者として
私たちの仲間には、医療現場の最前線で経験を積んできた者も多くいます。
彼らが口を揃えて言うのは——
「病気になってから治そうとするのではなく、“病気になる前に”、何かできることはないか。予防のフェーズでこそ、自分の力を活かしたい」
SHAREは、そんな想いを形にする場所です。
本来なら、病気にならずに済んだはずの人。
もっと自分らしく、健やかに生きられるはずの人。
そんな方々の人生を変える“好機”に、私たちは並走しています。
そしてその輪が広がれば、地域も、社会も、健全に変わっていくはずです。
“健康”を軸に、人の人生を、社会を変えていきたい——
そんな想いを持つ方は、是非私たちと一緒にその想いを実現していきましょう。


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