まちの未来を支える一歩─小樽市で育む“地域の介護予防力”

小樽市と共に取り組む、地域に根ざした介護予防支援
2025/7/3(木)
小樽市役所さまよりご依頼をいただき、朝里中央病院にて開催された「介護予防サポーター養成講座」に、ストロークジムの齊藤が講師として登壇しました。
技術を力に、地域と未来を切り拓く|SHARE(コーポレート)
「新たな価値を創造する、作業療法士の挑戦と成長」齊藤 亜沙美 ストロークジム小樽(作業療法士)・スマートライフリハ小樽(機能訓練指導士)担当:リハビリ業務、ストロークジムSNS/ブログなどの広告作成『自費リハビリ』との出会いが変えた私のキャ...
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介護予防サポーターとは?
介護予防サポーターとは、地域版介護予防教室を自主運営するボランティアのことで、119名の方が地域で活躍しています(令和7年4月時点)。「地域版介護予防教室」は、65歳以上の方を対象に、町内会館等で介護予防に取り組むための教室で、介護予防サポーターが中心となり、ストレッチや筋力トレーニング等の運動、レクリエーションなどを楽しみながら、地域で気軽に介護予防に取り組むものです。
今回の講座では、「健康づくりのための運動を体験!(基礎編)」と題し、まずはロコモテストを実施。参加者の皆さまには、楽しみながら“今の自分の体の状態”を確認していただくことから始めました。
講義では、ロコモティブシンドロームの基礎知識や、なぜ日常的なトレーニングが大切なのか、具体的にどんな運動が効果的かといったポイントを丁寧に解説。「この運動をもっと簡単にするには?もっと負荷をかけるには?」という難易度の調整については、少し考え込む方も多く、運動指導の奥深さを実感された様子でした。一方で、“無理なく続けるコツ”や“継続しやすい工夫”には、多くの方が深くうなずきながら耳を傾けてくださり、熱心にメモを取る姿も多く見られたのが印象的でした。
後半は、実際に参加者の皆さまとストレッチや簡単な筋力トレーニングに取り組みましたが、中には「けっこう難しいね」と笑い合う場面もありながら、終始和やかで前向きな雰囲気の中、笑顔で楽しく身体を動かす時間となりました。
質疑応答の時間も設け、参加者の皆さまからは積極的な質問が飛び交い、「勉強になった」「地域の教室でもやってみたい」など、嬉しいご感想をたくさんいただきました。
今回の講座を通じて改めて感じたのは、介護予防は決して特別なことではなく、正しい知識をもとに、日々の暮らしの中で無理なく続けていくことが大切だということです。
そうした“きっかけ”を地域の皆さまに届けていくことが、私たちの大事な役割だと感じています。
私たちはこれからも、小樽市をはじめ、地域の皆さまと共に歩みながら、リハビリの力を活かした介護予防を広げていきます。
地域に根差し、顔の見える関係を大切にしながら、誰もが安心して歳を重ねられる社会を目指して。
これからも、私たちはその一歩一歩を、丁寧に積み重ねていきます。
令和7年度介護予防サポーター養成講座の開催内容
第1回:6月19日(木)介護予防について学ぼう!
第2回:6月26日(木)認知症について学ぼう!
第3回:7月3日(木)健康づくりのための運動を体験!(基礎編)
第4回:7月10日(木)レクリエーションを楽しもう!
第5回:7月17日(火)健康づくりのための運動を体験!(応用編)
第6回:7月24日(木)オーラルフレイル予防・栄養について学ぼう!+修了式
特別回:現在市内で開催中の地域版介護予防教室見学
詳細は小樽市役所のホームページをご覧下さい
2024年度 講師・発表等外部活動実績|SHARE(コーポレート)
発表・研究・事業実績(2024年度)日付主演者・共同演者内容・テーマ等喜茂別町介護予防事業(通期)森山・渡邊・高田・金浜・都築・熊谷喜茂別町民に対する運動指導・測定北翔大学 授業講師 7/22熊谷 礼健康運動指導士の将来像札幌国際大学 授業...
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「全ての人が、かっこよく歳を重ねられることを証明する。」というミッションに魅力を感じ、株式会社SHAREへ入社。 一人でも多くの方にサービスの魅力や可能性が届くよう、日々情報発信に取り組んでいます。


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