札幌開催|第16回日本プライマリ・ケア連合学会レポート|SHARE

1. 学会概要
会期:2025年6月20日(金)〜22日(日)
会場:札幌コンベンションセンター/札幌市産業振興センター
テーマ:「そこ・そこ」のプライマリ・ケア 〜それぞれの場で、ふさわしくあるには〜
北海道開催らしく、医師・看護師・セラピスト・行政・住民が“ほどよく混ざる”雰囲気が随所に。参加登録者は現地+オンラインで約6,000名超と過去最大級でした。
2. 「そこそこのプライマリ・ケアスポーツ医学」
佐伯輝明(株式会社SHARE 代表)シンポジウム登壇
◎地域の診療所における運動処方の現状と課題~ミクロレベルの運動処方の実情~
ー松田 諭(ファミリークリニックさっぽろ山鼻)
◎医療機関とフィットネスクラブ(運動療法施設)の連携
ー佐伯 輝明(株式会社SHARE/メディカルフィットネス北12条 他5施設)
◎メゾ・マクロレベルの運動処方
ー小熊 祐子(慶應義塾大学スポーツ医学研究センター /慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科)
ポイント
◎運動処方箋と地域連携の実例
メディカルフィットネス北6条・北12条など6施設で、医師→理学療法士→トレーナーが一気通貫で指導。
◎“社会的処方”としての運動施設の活用
健康増進・孤立予防・就労支援・QOL 向上の三位一体モデルを提示。
質疑応答では「制度外の方をどう救うか?、指定運動療法施設のメリットは?」など具体的な質問が最大の関心事に。
3. ソーシャルアクティビティ「まざらさるケア」×コミュニティマルシェ八百カフェ
会場内の大ホールには、36団体が出展する体験型ブースエリアが出現。その中でも注目は札幌市立大学発「コミュニティマルシェ八百カフェ」。
インターンの大村が過去に実行委員長を務めており、取材等の様子が展示されました。
デザイン学部と看護学部がタッグを組み「買い物ついでにケアが“まざらさる”空間」を演出。
出店ハードルを敢えて下げ、趣味~専門職が自然に混じる設計が、Smart Life Rehaがめざす“地域とつながるデイサービス”像と完全に重なりました。
4.まとめ
- 医療と運動の「ほどよい混ざり具合」こそ次世代プライマリ・ケアの核心。
八百カフェモデルは、デイサービスを“地域の縁側”にアップデートするヒント。
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総合病院での臨床経験を経て、株式会社SHAREに入社し、医療・健康・介護福祉の共創に励んでいます。 私たちが地域の皆様のお役にどう立てるか? 自治体・医療機関・地域にお住まいの皆様のお力をお借りし、これからも様々なことに挑戦してまいります。


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