【アスリート社員活動報告】在福ネットワーク主催「健康まつり」に参加して感じたつながりの力
こんにちは。株式会社SHARE所属、カーリングチームSHAREの新野和志です。
2025年10月25日、在福ネットワーク主催の「健康まつり」に、会社の一員として参加してきました。
今回は、株式会社SHAREとして出展したボッチャ体験コーナーと、南円山ハートクリニックの小浪佑太先生による無料健康相談会の運営を担当しました。
当日は理学療法士の社員と私の2名で現場を回し、来場者の皆さんとたくさん交流することができました。
普段は氷上でストーンを投げるカーリング選手として活動していますが、今回は「地域の一員」としての自分を意識しながら、スポーツの楽しさを伝える場に立ちました。

ボッチャ体験で感じた、スポーツがつなぐ力
ボッチャは、カーリングと似たルールを持つ競技です。
目標となる白いボール(ジャックボール)に、自分のボールをいかに近づけられるかを競う。
陸上でできるカーリングともいえるこの競技は、誰でも気軽に参加でき、作戦を立てる面白さもあります。
健康まつりでは、このボッチャ体験が大人気。
小さなお子さんからご年配の方まで、幅広い世代の方々が挑戦してくれました。
初めて触れるスポーツでも、コツを掴んでいくとみるみる表情が変わっていくのが印象的でした。
「意外と難しい!」「思ったところにいかない!」
そんな声に混じって、「もう一回やってみよう!」と笑顔が広がる。
スポーツが持つつながる力を、まさに目の前で感じる時間でした。
私はアスリートとして、試合では常に結果を求められる立場にあります。
しかしこの日、競うことよりも「一緒に楽しむ」ことが、人に活力を与えるのだと実感しました。身体を動かし、笑って、声を掛け合う、その一つひとつが、地域を元気にする原動力になるのだと思います。

医療とスポーツの連携で、健康を支える
今回のイベントでは、南円山ハートクリニックの小浪先生による無料健康相談会も同時に行われました。
小浪先生とは普段から株式会社SHAREを通じて交流があり、スポーツと医療という異なる分野から健康を支える仲間のような存在です。
会場では、運動や食事に関する相談だけでなく、生活習慣のチェックなどを通して多くの方が健康意識を高めていました。
「普段なかなか病院には行かないけど、こういう場だと気軽に話せるね」といった声も聞かれ、
地域の中に立ち寄れる健康の場があることの大切さを改めて感じました。
アスリートとしてトレーニングや体調管理を日常的に意識している私にとっても、
先生との会話から学ぶことは多く、「体を動かすこと」「自分の状態を知ること」の両方がそろってこそ、本当の健康につながるのだと感じました。
選手として、地域の一員として
競技活動を続ける中で、どうしても「自分との闘い」「勝負の世界」に意識が向きがちです。
でも、今回のように地域のイベントに参加し、人と直接触れ合う時間を持つことで、
「自分が誰に支えられているのか」「何のために競技をしているのか」をあらためて考えさせられました。
ボッチャを通して笑い合う中で、私自身が多くの元気をもらいました。
「カーリング選手なんですね!頑張ってください」と声をかけていただくたびに、
挑戦する姿を通して誰かに少しでも前向きな気持ちを届けられたら。そう思いました。
カーリングはチーム競技です。
仲間と目標を共有し、助け合いながら一歩ずつ前へ進む、
その姿勢は、地域での活動にも通じています。
支えてくださる方々と一緒に歩み、学び、成長していく。
それが、私にとってのアスリートであることの意味だと思います。
最後に
今回の健康まつりで感じたのは、スポーツが「特別な人のもの」ではなく、誰にでも開かれているということ。
ボッチャもカーリングも、ルールを覚えた瞬間から楽しめるし、そこには年齢や経験の壁がありません。
そして、笑顔の輪が広がるとき、そこには必ず「挑戦」がある。
これからも、競技を通して挑戦を続けながら、地域の中で人と人がつながるきっかけをつくっていきたいと思います。
応援してくださる皆さんとともに、次の一歩を踏み出せるよう、これからも前を向いて進んでいきます。
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