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コラム 2025.12.31

ため息をつくと幸せが逃げる? ― 実は、心と体を守るために人は「ため息」をついている ―

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ため息をつくと幸せが逃げる? ― 実は、心と体を守るために人は「ため息」をついている ―
INDEX目次

「はぁ……」

思わずこぼれる、ため息。
それを聞いて、
「ため息つくと幸せが逃げるよ」
「そんな顔しないで」
と言われたことがある人も多いのではないでしょうか。

ため息は、昔から

  • ネガティブ
  • 弱気
  • 後ろ向き
    といったイメージを持たれがちです。

しかし実は、
ため息は人が不調に陥らないために備えている“自然な反応”
であることが、近年少しずつ知られるようになってきました。

ため息は、
気持ちが落ち込んでいる証拠でも、
やる気がない証拠でもありません。

それは、
今の状態を立て直そうとする、体からのサインなのです。

■ 「ため息=悪」という考えはどこから来たのか


ため息が否定的に受け取られやすい背景には、
日本ならではの価値観も影響しています。

  • 我慢することが美徳

  • 感情を表に出さないことが大人

  • 前向きでいることが正しい

こうした空気の中では、
ため息は
「弱音を吐いている」
「場の空気を下げる」
ものとして扱われがちでした。

特に職場や家庭など、
人と一緒に過ごす場面では、
ため息ひとつで
「どうしたの?」
「機嫌悪いの?」
と受け取られてしまうこともあります。

ですが本来、
ため息は感情を表現するために生まれたものではありません。

■ ため息の正体は「深く吐く呼吸」

ため息の正体は、
とても単純です。

それは、
いつもより少し長く、深く息を吐く呼吸。

人は緊張やストレスが続くと、

  • 呼吸が浅くなる

  • 吸うばかりで吐けなくなる

  • 胸や喉だけで呼吸する

といった状態になりやすくなります。

すると体は、
無意識のうちに
「このままではバランスが崩れる」
と判断します。

そこで起こるのが、ため息です。

ため息は、
👉「一度、ちゃんと吐こう」
👉「呼吸をリセットしよう」
という、体からの自然な調整反応なのです。

■ ため息が体にもたらす働き


① 緊張をゆるめる

息を長く吐くことで、
体は「安全な状態」に戻ろうとします。

  • 心拍が落ち着く

  • 肩や首の力が抜ける

  • 体のこわばりが和らぐ

これは、
意識的に行う深呼吸とほぼ同じ働きです。

ため息は、
無意識に行われるセルフケアとも言えます。

② 頭をクールダウンさせる

考えごとが多いとき、
人は呼吸を止めがちになります。

  • 仕事のプレッシャー

  • 人間関係の悩み

  • 先の見えない不安

こうした状態が続くと、
頭は常にフル回転し、
疲れが抜けにくくなります。

ため息は、
その状態に
一瞬の“間”をつくる行為です。

ほんの数秒でも、
呼吸が整うことで、
思考も少し落ち着きます。

③ 呼吸の偏りをリセットする

浅い呼吸が続くと、
肺の一部しか使われなくなります。

ため息のような深い呼吸は、

  • 肺を大きく使う

  • 空気の入れ替えを促す

  • 呼吸の効率を回復させる

といった役割も担っています。

これは、
疲れにくさや集中力にも関係してきます。

■ ため息が増えるのは「弱いから」ではない

最近、
「ため息が増えた気がする」
と感じる人は少なくありません。

それは決して、
気持ちが弱くなったからではありません。

  • 常に時間に追われている

  • 情報が多すぎる

  • 休んでいても頭が休まらない

  • 正解を求められ続けている

こうした環境の中で、
心と体は知らず知らずのうちに
緊張を溜め込んでいます。

ため息が出るのは、
それだけ調整が必要な状態だということ。

頑張り続けている証拠とも言えるのです。

■ ため息は「止めるもの」ではなく「気づくきっかけ」

ため息を無理に我慢する必要はありません。

大切なのは、
ため息が出た瞬間に
少しだけ立ち止まること。

  • 「今、呼吸浅かったな」

  • 「ちょっと疲れてるな」

  • 「緊張してたな」

そう気づくだけで、
体は少し楽になります。

ため息は、
自分の状態を教えてくれる
小さなサインなのです。

■ 意識的に“良いため息”をつく


自然に出るため息に加えて、
意識的にため息のような呼吸をつくるのもおすすめです。

やり方は簡単です。

  1. 鼻から静かに息を吸う

  2. 口から「はぁ〜」と音を出しながら、ゆっくり吐く

  3. 吐き切ったら、少し間を取る

これを2〜3回繰り返すだけ。

ポイントは、
しっかり吐くこと。

現代人は、
吸うことよりも
吐くことが足りていないと言われています。

■ ため息は「立て直すための合図」

ため息は、

  • 諦め

  • ネガティブ

  • 不幸

の象徴ではありません。

それは、
これ以上無理をしないためのブレーキ。

元気でいることよりも、
乱れたら戻れること。

そのための機能として、
人はため息をつくのです。

■ ため息は、幸せが逃げる音ではない

ため息は、
幸せが逃げる音ではありません。

それは、

  • 緊張がほどける音

  • 呼吸が戻る音

  • 自分に戻るための音

です。

もし今日、
ふとため息が出たら、
それを責めずに、
もう一度ゆっくり息を吐いてみてください。

健康は、
特別なことをすることで得られるものではありません。
こうした小さな調整の積み重ねが、
日々の調子を支えています。

ため息は、
その始まりを知らせてくれる
とても人間らしい反応なのです。


記事を書いた人
人材開発部 / 地域共創部 佐藤さん

はじめまして。 人材開発部/地域共創部 佐藤と申します。 約6年間、フィットネスの現場に立った経験を活かし 皆さまに(株)SHAREや、フィットネス部門のことを 分かりやすく記事にしてお伝えします。

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