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  • 北大病院PHCの遺伝学的検査とは?【後編】佐藤麻美さんの体験から見えた体質を知り運動につなげる新しい健康習慣
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コラム 2026.04.24

北大病院PHCの遺伝学的検査とは?【後編】佐藤麻美さんの体験から見えた体質を知り運動につなげる新しい健康習慣

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北大病院PHCの遺伝学的検査とは?【後編】佐藤麻美さんの体験から見えた体質を知り運動につなげる新しい健康習慣

4月1日、結果説明で初めて「自分の傾向」が具体的に見えてくる

1月28日に北大病院PHCで遺伝学的検査を受けた佐藤麻美さん。

前編では、検査当日の流れや、遺伝学的検査がどのような目的で行われるのかをご紹介しました。


北大病院PHCの遺伝学的検査とは?【前編】佐藤麻美さんの体験から見えた体質を知り運動につなげる新しい健康習慣|SHARE(コーポレート)

「遺伝学的検査」と聞くと少し難しそうで、自分にはまだ遠いもののように感じる方もいるかもしれません。”専門的で、少しハードルが高くて、特別な人が受けるもの”  そんな印象を持つ方もいらっしゃると思います。しか...

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検査から約2か月後の4月1日、
麻美さんは再び北大病院PHCを訪れ、結果説明を受けました。


今回は、横田先生、西田先生の説明の場に
スマートチェーンパーソナルコーチの上田も同席させていただきました。


ここで初めて、
遺伝学的検査の結果と、血液検査、食事調査、体成分分析の結果が一つにつながってきます。


結果説明で印象的だったのは
専門的な内容が非常にわかりやすく伝えられていたことです。

特に高血圧リスクについては
「日本人1000人いたら、その中で何番目くらいに高血圧になりやすいか」という形で説明されます。

麻美さんの結果の詳細については控えますが、遺伝学的には高血圧になりやすい体質ではなく、真ん中よりややリスクが低い位置にあることが示されました。

この説明は、一般の方にとって非常に理解しやすいと感じました。


「何倍リスク」と言われるよりも、「1000人中どのあたりか」と言われた方が、自分の中に落ちてきやすいからです。

ただし、同時に伝えられていたのは、リスクが低いから何もしなくていいわけではないということでした。

遺伝的に高血圧になりにくい傾向があっても、睡眠不足、運動不足、塩分の多い食事、ストレスなどによって血圧は変わります。遺伝はあくまで一つの傾向であり、日々の生活が重要であることが、非常に丁寧に説明されていました。

血液検査の結果も、単なる数値ではなく「意味」として返ってくる

結果説明では、血液検査についても細かく確認が行われました。

詳細な内容についてもここでは割愛させていただきますが、
全体としては良好な状態であることが説明されました。


ここで良かったのは
結果が「高い」「低い」で終わらなかったことです。

なぜその数値なのか、どこを見るべきなのか、何を気にしなくてよいのかまで含めて説明されるため、受ける側としても納得感があります。

健康診断で結果だけを見ても、
一般の方には判断が難しい項目は少なくありません。

しかしPHCでは、専門家がその意味を解きほぐしながら伝えてくれるため、結果を不安材料ではなく、理解の材料として受け取ることができます。

食事分析は、生活習慣の“強み”も“改善点”も見えてくる

4月1日の結果説明で、もう一つ大きな見どころだったのが食事分析です。

食事摂取頻度調査の結果から、たんぱく質、脂質、炭水化物のバランス、各種栄養素、食物繊維、塩分などが可視化され、さらに管理栄養士の熊谷先生も加わり、詳しい説明が行われました。

麻美さんの結果では、栄養バランス全体は非常に良好で、たんぱく質、脂質、炭水化物のバランスも整っていました。一方で、食物繊維や塩分については、日常の中でもう少し意識できる余地があることも見えてきました。

この場面で印象的だったのは、単に「ここが足りない」「ここが多い」と指摘するのではなく、麻美さんの日々の暮らしと結びつけながら説明が進んでいたことです。

  • 漬物が好きで毎日食べていること。
  • 家族と一緒の食事の中で、白米を選ぶ場面が多くなること。
  • オリーブオイルを日常的に使っていること。
  • 豆乳やきなこ、アボカド、ココアなどを取り入れていること。

そうした日常の積み重ねが、検査結果にしっかり表れていました。


だからこそ、食事分析は単なる評価ではなく、
自分の生活そのものを見える化する時間になっていました。

「遺伝学的にこうだから」ではなく「どう活かすか」が大切

今回の取材を通して強く感じたのは、
北大病院PHCが大切にしているのは、遺伝学的検査の結果そのものではなく、その先の活かし方だということです。

遺伝学的検査は、自分の体質や傾向を知るきっかけになります。

しかし、それだけでは生活は変わりません。
大事なのは、その情報をどう解釈し、どのように日々の行動に落とし込んでいくかです。

高血圧のリスクが低めだったとしても、塩分に気をつける、歩く時間を増やす、睡眠を確保する、日常の中でこまめに体を動かす。そうした基本を大切にする必要があります。

逆に、もし注意が必要な結果が出たとしても、それは「今から意識すべきポイントがわかった」ということであり、行動を変えるための前向きな材料になります。

この考え方は、運動支援とも非常に相性が良いものです。

佐藤 麻美さんへのインタビュー

私自身、以前から健康寿命というものがすごく気になっていました。できるだけ長く元気に、自分らしく過ごしていきたいですし、ただ長生きするだけではなく、元気なまま毎日を過ごしたいという思いがずっとありました。

だから今回、北大病院PHCで遺伝学的検査を受けられると聞いたときは、とても興味がありました。遺伝学的検査と聞くと、正直もっと緊張感のあるものというか、少し無機質で、難しくて、身構えてしまうようなものを想像していたんです。

でも実際に受けてみると、明るい雰囲気の中で進んでいって、説明もとても丁寧で、印象が大きく変わりました。最初にしっかり説明があって、自分が何を受けるのか、どういう意味のある検査なのかを理解した上で進められたので、不安というよりも、“自分のことをもっと知れるかもしれない”という前向きな気持ちの方が大きかったです。 

実際に受けてみて印象的だったのは、検査そのものだけではなくて、自分の生活を振り返る時間になったことです。特に食事のアンケートは想像していた以上に細かくて、本当にここまで聞くんだ、と思うくらいでした。でも、その分、普段どんなものをどれくらい食べているのか、改めて自分自身で見つめ直すきっかけになりました。

何となく気をつけているつもりでも、こうして一つひとつ答えていくと、“私はこういう食べ方をしていたんだな”とか、“ここはもう少し意識できるかもしれないな”ということが見えてきて、とても面白かったです。普段、自分の食生活をここまで丁寧に振り返る機会はなかなかないので、それだけでもすごく意味があると感じました。

 結果説明の日も、とても印象に残っています。やっぱり結果を聞くときは少し緊張しましたが、自分の体のことを知れるのは純粋に面白いですし、すごく興味深かったです。しかも、難しい話をそのまま並べるのではなくて、とてもわかりやすく説明していただけたので、安心して聞くことができました。

たとえば、“日本人1000人の中でこのくらいの位置ですよ”という伝え方はすごくわかりやすくて、自分の中にすっと入ってきました。数字だけを見て終わるのではなくて、その結果をどう受け止めて、これからの生活にどう活かしていけばいいのかまで丁寧に話していただけたので、納得感がありました。

遺伝学的な傾向だけで全部が決まるわけではなくて、やっぱり普段の食事や運動、睡眠、生活習慣が大事なんだということも改めて感じましたし、“知って終わり”ではなく、“ここからどうするか”が大事なんだと思いました。

 今回の検査を受けたことで、自分の体づくりや食生活に対する意識もさらに高まりました。

実際に、結果説明を受けるまでの間にも、食事を見直したり、たんぱく質を植物性と動物性の両方から摂るようにしたり、自分なりに体づくりを進めていました。こうして少しずつ行動が変わったのも、やっぱり“自分の体を知る”というきっかけがあったからだと思います。

漠然と健康のために頑張るというより、自分の体のことを理解した上で取り組む方が、納得感がありますし、前向きに続けていける感じがしました。  それから、今回受けてみて率直に思ったのは、自分だけではなく、親世代にもこういう検査を受けてもらえたらいいな、ということでした。

自分のことももちろん大事ですけれど、親にもこれから先、できるだけ元気でいてほしいという気持ちはすごくあります。年齢を重ねると、本人は大丈夫だと思っていても、血圧や食事、運動、認知症のことなど、気になることは少しずつ増えてきます。でも、ただ“気をつけてね”と言うだけではなかなか変わらないことも多いと思うんです。

こうして検査を受けて、自分の体質や傾向を知って、専門の方から具体的に説明を受けると、きっと受け止め方も変わると思いますし、生活を見直すきっかけにもなると思います。そういう意味でも、これは自分のためだけではなくて、家族のことを考えるきっかけにもなる検査だと感じました。 

他にも感じたのは、遺伝学的検査は決して特別な人だけのものではなくて、自分の体をもっと知りたい、自分に合った健康づくりをしたいと思う人にとって、すごく意味のあるものだということです。少し難しそうに聞こえるかもしれませんが、実際には自分を知るきっかけになるものですし、それをどう日々の生活や運動につなげていくかが大事なんだと思います。私自身も、今回の結果を受けて終わりではなく、この先の運動につなげていくのがとても楽しみです。

SHAREとして見えた、遺伝学的検査と運動支援の接続

今回、SHAREの取材班として同席した中で、
私たちにとって特に大きかったのは、この結果を今後の運動支援につなげていけることでした。

コーチの上田が結果をもとに運動指導している様子

  • 遺伝学的検査によって見えてきた体質傾向。
  • 血液検査によってわかった今の身体の状態。
  • 食事分析から見えてきた日々の習慣。

これらを踏まえた上で運動を始めることには、大きな意味があります。

一般的に「運動した方がいい」と言われても、なかなか続かない方は多いと思います。

けれど、自分の体について理解が深まり、自分に関係のある話として納得できると、行動は変わりやすくなります。

ただ運動を始めるのではなく、
自分の体を知った上で運動を始める。

ここに、SHAREとしての大きな価値があると感じています。

左から横田先生、麻美さん、西田先生、熊谷先生、上田

北大病院パーソナルヘルスセンターのWEBサイトはこちら


次は、メディカルフィットネス北6条で運動を開始へ

今回の検査と結果説明を経て、
麻美さんはこの結果をもとに、メディカルフィットネス北6条で運動を開始していきます。

  • 遺伝学的検査で見えてきた体質傾向。
  • 血液検査や食事分析でわかった現在の状態。

それらを踏まえた上で、実際にどのような運動支援を行っていくのか。

ここから先が、SHAREとして非常に重要なフェーズになります。


遺伝学的検査の結果をもとに運動を始める。
 その流れを実際に形にしていくのが、SHAREです。 


今回得られたデータをどのように運動指導へ落とし込み、
麻美さんにとってより納得感のある、続けやすいサポートにつなげていくのか。

その取り組みについては
後日あらためてコラムとしてリリース予定です。


最後に

今回、麻美さんが体験した北大病院PHCでの遺伝学的検査は、決して一部の特別な人だけのものではありませんでした。

むしろ、自分の健康をもっと理解したい、これからの生活を少しでも良くしていきたいと考える多くの方にとって、大きな価値を持つ取り組みでした。

遺伝学的検査というと難しく感じるかもしれません。
けれどその本質は、とてもシンプルです。

自分の体を知ること。
そして、知ったことを日々の生活や運動に活かしていくこと。

北大病院PHCでの今回の体験は、その第一歩として非常に意義のあるものでした。
そしてその次の一歩として、SHAREはこの結果をもとに、運動という実践につなげていきます。


麻美さんの次のチャレンジとなる、メディカルフィットネス北6条での運動開始。
その内容も、ぜひ楽しみにしていただければと思います。



phc.huhp.hokudai.ac.jp



メディカルフィットネス北6条

スマートチェーンの「メディカルフィットネス北6条の」ページです。医療法人と提携しているメディカルフィットネスについての情報を掲載しています。脂質異常、糖尿病などの内臓系疾患(予備軍)の方や整形外科疾患の方に対して、コメディカルスタッフがマンツーマンで対応します。

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2025年7月5日、札幌駅徒歩8分のメディカルフィットネス北6条にて、北海道大学病院パーソナルヘルスセンター(PHC)とSHAREが初めて手を組んだ「ゲノム健診セミナー」が開催されました。事前コラムでお伝えした「遺伝子解析を軸に、自分だけの...

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記事を書いた人
専務取締役 大林さん

SHAREの専務。札幌を拠点に、フィットネス・健康サービスを展開するSHAREで、日々“現場がワクワクする仕組みづくり”に奮闘中。2011年の創業からSHAREに関わり、サービス設計からスタッフ育成、イベント企画まで幅広く担当しています。好きなことは新しいチャレンジと家族との時間。コラムでは、健康・運動・働き方などについて、ちょっと役立つ&ちょっと背中を押せるようなお話をお届けします。

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