今回は「代表インタビュー vol.3」を読まれた方からいただいた質問…「子育てに対する支援ってどんなことがあるんでしょうか…?」に対してお答えする回にしたいと思います。
もともとSHAREは、代表が3人の子供(一男二女)を育ててたりする実体験もあって、創業時から「仕事と家庭の両立がしやすい会社にしたい」という思いを強く持っています。
とはいえ、創業8年目の中小企業ですので、公務員さんや安定した大企業・医療法人にお勤めの方々と比べると、決して「負けない支援をしてる」とは言えないんですがね・・・
限られた原資(≒お金)の使い途は悩ましく、例えば、独身者で人並み以上に自分の時間を仕事に費やしてくれている人の気持ちには応えたいわけで・・・
それでも、一歩ずつ、整えてきた制度をここでご紹介させていただきます。
〇 短時間正社員制度
…2012年から制度化しています。「週3日勤務の正社員」という…これはいまだに珍しがられますね。ちなみに昨年だったか一昨年だったかの労働関連法案の改定により、週30時間未満の方が正社員になるのは法律上、難しくなってしまいました。
現行法に則ると「週4日勤務の正社員」というスタイルができます。
お子さんが多くて諸々やることがある!とか学校の活動(PTAとか)もがんばりたい!という方にとって「平日5日フルで出勤!」というのがちょっと重たく、「週4日はちょうどいい」ということになっております。
または、1日の勤務時間を短くして、9時に出社して16時に帰れる「正社員」という働き方もできます。幼稚園や保育園は「延長保育」があるので18時頃まで働けるんだけども、小学校にあがると18時はちょっと・・・特に冬だとあたりが真っ暗になるし・・という時に「16時に帰れる」というのは、ちょうどよかったりしますね。
ちなみに「短時間正社員制度」は育児中の方に限らず「親の介護をしたい」というケースや「育児でも介護でもないんだけど、個人的に大切にしたいプライベートな事情」であっても活用できます。
もっと言うと「副業をやる為に」というのもOKです。
実は、SHAREグループには副業をやっている正社員が4~5名いるくらいですからね!
改めて数えてみると、なかなか多いですね(笑)
「副業」という理由は「育児」や「介護」よりも、デリケートなので「腹を割って誠実に協議した上で」の制度活用となります。今のところ、協議した上で、ダメってケースはありませんけどね。
↑もともと“週3日勤務の正社員”だったOさん( SHARE活動報告レポートvol.3より~中央女性)は産休中で来春復帰予定!?
〇 入籍手当(&結婚式の応援)
創業してから8年・・・もともと平均年齢が若いこともあってか、社員が入社してから結婚することが多かった8年でした。
会社の経営陣が結婚式に招待してもらうケースであれば、自然と「ご祝儀」を渡せるんですが、最近は「近親者だけ」とか「写真だけ」とか「特になにも!」いうカップルも多いですし(北海道のデータを調べたら2人に1人は結婚式を挙げないみたいですね)、「沖縄で写真撮ってきます(^^♪)」とか「ハワイで(^^♪)」というケースもチラホラあり・・・
結婚式に招待してくれる人にだけご祝儀をあげるっていうのも、なんだか不公平じゃない?
ということで、どんなスタイルであろうが等しくお祝いしよう!ということで、入籍手当が始まりました。ちなみに(金銭感覚は人それぞれでしょうが)それなりの金額です♪
ちなみに、創業の頃、現代表と常務が「結婚式のプロデュース」にちょっと携わっていたこともあり…「招待されたらサプライズせずにはいられない!」という性分で…
毎回、なんやかんやのサプライズ企画を持ち込んでいますが、これも、なかなかお目にかかれないクオリティ…!と評判です(^^)v
↑ 新郎と一緒にフラッシュモブ的ダンスを踊っているシーン‥練習時間の確保が大変でした(笑)
↑実家突撃インタビューも一生に一度のイベントならでは。やっぱり家族の飾らない言葉は胸アツです(涙)
〇 子ども手当
これはよくある制度でしょうか。人によって(一人で育てているケース等、ケースバイケース)違いますが、お子さん一人当たり累計で432,000円~864,000円の手当になります。
「累計」とはいえ、けっこうな金額ですね・・・
「子供いる人だけずるい~」という意見も飲み込んで「子供は社会の宝だから!」と押し切ってきました。
ちなみに、先述の通り、SHAREに入社してから結婚する人が多い。ということは、すなわち、新たに誕生する子供も多いんですが、、今日現在で46人の子供がいます。
試しに、先述の「お子さん一人当たり子ども手当」を掛け合わせると、20,271,200円 ~ 39,744,000円となり…一軒家が建ちますね(^^)v
まあ、あくまで、皮算用ですが(笑)…「 自分達の街は自分達で創る 」という感覚・・・子ども手当はその親である社員へのねぎらいでもありますが、地域貢献活動でもあると考えております。
もっと子ども手当を増やせるような会社になるべく、精進せねば。ですね。
↑46人全員じゃありませんが親子連れBBQの時の写真です~
〇提携保育園
多くの社員が「認可保育園」に通わせることを望みますが、住んでいる地域やタイミングによっては、それが叶わないこともありますね。
特に札幌市においては「第一希望に通えたらいいんだけど、第二希望は遠すぎてツライ・・・」というケースは、結構あるわけでして。
そんなわけで、SHARE社員(パート含む)であれば、認可保育園に通わせるのと大差ない負担で通わせることができる「認可外保育園」「企業主導型保育園」と提携しています。
もともと、提携先を決めるにあたり、「やっぱり近いところがありがたい」という声が社内に多く・・・
当然ながら、SHAREの仲間はそれぞれ札幌市内・近郊のあちこちに住んでいますので・・・
どうしたものか・・・と困っていたのですが、ラッキーなことに、2013年からコツコツ続けてきたNPO法人での活動(「SHARE活動レポート vol. 4」)をご一緒させていただいていた保育園の経営者さんからのご厚意により、特別条件で提携させていただくことができております。
自分達の子どもを預ける以上、なによりも「信頼できる園」であることも重要なのですが、こちらの園はとても「業歴」が長く、「NPO活動を共にコツコツ重ねてきた間柄」の園であるというのは、ありがたいことだなーと思っております。
他にも、SHAREならではの育児支援(というかママ支援)として、「産後骨盤矯正は無料」というのもあって、これはこれで、なかなか好評なので、次回、しっかりご紹介させていただきますね!
取り急ぎ、気になる方はこちら~ https://www.smart-care.jp/
そんなわけで、まだまだ道半ばではありますが、SHAREメンバー1人1人が力をあわせ、工夫して「仕事と家庭が両立しやすい会社」を形作ってきました。
まだまだ若い会社で、これからも結婚ラッシュ・出産ラッシュは続きそうなSHARE。
益々、がんばらなきゃいけません!
しかし、「子供の為」と思うと、なんだか力が湧いてくるのは不思議です。どうぞ、ご期待ください!
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