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執筆者の写真SHARE 株式会社

SHARE活動レポートvol.4

SHAREって、いろいろやってますよね?

と言われることが多いので、1つずつ活動を紹介していくシリーズ…


今回は…

幼稚園~小学校低学年の子供達への「体育教室」という活動についてご紹介します。


例年この時期(3月頃)は札幌市教育委員会さんから後援をいただいて「走り方教室」をやっています。



東京大学の教授で、公教育の体育の教科書の編集に携わってらっしゃる深代先生がまとめられた「9つの基本動作を習得するプログラム」です。


「走る」「投げる」「跳ぶ」を中心に「掴む」や「蹴る」等。


深代先生は「一生モノの運動神経を養うには、大脳が育つ8才までに基本動作をしっかり習得することが重要」とおっしゃいます。


この「運動することによって、手足と脳をつなぐ神経回路を育てる」というパラダイムにピンと来たのが、この活動を始めるキッカケでした。


日頃、リハビリ現場で、脳梗塞リハビリの現実にも向き合っている荒川リョータ先生が奥さんと一緒にコツコツと続けてくれています。


平日・日中は、機能訓練指導員として、脳血管障害によって手足を動かせなくなる症状が少しでも改善してもらう為の仕事をしながら、週末・夕方は、大脳が発育中の子供達に手足の動かし方を教えることで大脳を育てる仕事をしてくれています。



  

深代先生は、昨今の日本の若者の「社会性」・「自信」・「努力する姿勢」・「基礎体力」等に危機感を感じてらっしゃり、そういう部分の育成に有効なのが「スポーツ」も含めた「体育」であって、「現在の公教育では軽視され過ぎている」とおっしゃいます。


「センター試験に体育も加えるべきだ」ともおっしゃっておられ、その為の活動もされているそうです。


確かに、センター試験の5教科の教育が優先され「体育」に割かれる時間は僅か。

当然ながら、義務教育にも限界があります。


そこで、深代先生が「本当はここまで教育してほしい」と思う内容をまとめてくださったわけですが、北海道で深代先生のプログラムを受けられるのは、今のところ、SHAREグループの「ゆめスポ」だけですね。

  

SHAREグループとしては、

・高齢世代=カラダラボ(&らいふてらす)

・現役世代=スマートウェイ

・子供世代=ゆめスポ

という体制で全世代に向けた「運動指導」という活動を積み重ねていくことによって「多様性」のある「ノウハウ」が社内に蓄積していきますね。


ちなみに、SHAREグループにはNPO法人スマートライフ(特定非営利活動法人)という組織体があって、子供向けは「非営利活動」としてやっております。


やっぱり、多くの家庭が「5教科の教育」を優先している現実があります。


そんな現実の中でも、一人でも多くの子供達に「自分の身体を自分の思うように動かす能力」「一生涯の健やかな身体づくりの土台」を教える為には、親御さんの経済的負担をなるべく減らそうと。


かれこれ4年目になり、一昨年あたりからは、札幌市教育委員会の後援を頂きながら、続けてこれております。


これからも、コツコツとやっていきたいと思っております。

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